【tabi maruco】大切なお話
こんにちは！馬たうろす@umataurosです！
もうちゃんとブログを書いていかなきゃ！
だってなにしろ
クラウドファンディングやるんだから！！！
もう言ってこ！どんどん言ってこ！
バンバン言ってこーーーーーー！！（うるさい）
というわけで、【tabi maruco】の軽トラキャンピングカーを作るためのクラウドファンディングをやらせていただくのですが、ちょいとその前にお話しておきたいことがあります。
ポニーのマルコくんを連れて、保育園などを回って子供達にふれあいや、マルコのお絵かきなどの体験をする、
移動ふれあいポニー【tabi maruco】という企画をやるにあたりまして、その発端というか、きっかけというか、始まりのお話をします。
実は先日のインスタライブ『たうろすradio』にて、お話して、シェアして見れるようにしたつもりでしたが、なんとインスタグラムの不具合で、保存されておらず、ライブで見てくれていた方にしかお伝えできませんでした。
なのでこちらブログの方で書いていきます！！
長文になります。失礼します。
これは少し前の話に遡ります。
【tabi maruco】現在の運営のメンバーは、僕馬たうろすと、馬ーテンダー仁平拓、そして大村さんという３人です。
僕はこのようにTwitter等で【tabi maruco】のことをどんどん投稿していってます。
が、僕は実は主催ではなくて、実行委員長なのです。
というのは、主催、発案は実は大村さんなのです。
ここで大村さんというキャラクターについてご紹介させていただきます。
少し前、僕が店長をやっております東京の乗馬クラブ、『ゴクウホースビレッジ』で、ボランティアスタッフをやりたいですと、やってきた大村さん。
人手には困っていたのでもちろんOK。
働いてもらうことになりました。
すると、とても気が利くし、すぐに仕事を覚えて瞬く間に敏腕スタッフになってくれました。
以前は保育園の先生をしていたというのですが、現在は休職し、国から補助をもらって生活していると言っていました。
結婚はしていないと聞いていて、
「いやーいろいろあってー」
なんて会話をしていたものですから、僕は勝手に
ああ、失恋のショックで精神的に働けなくなったとかかなって思ってました（どんな予測やねん）
そしてしばらく月日が経ち、ある時、メンバーたちの健康診断の話になりました。
その時に不意に大村さんに、健康診断とかって行ったりしてるんですか？と聞いたところ、笑顔でこう言ったのでした。
「私はやばいですよ。末期ですよ末期。」
「えっ？？」
「だから、末期なんです。ガンなんです」
と。
最初はこんなにも爽快にとんでもない冗談を言う人だなって思いました。
でもそれは、冗談でもなんでもなくて、本当のことでした。
保育園を休職していた理由は、これだったのです。
とても驚きました。
ぜんぜん知識がない僕は、末期ガンの方はもう病院で寝ていて、外に出られない、みたいなイメージがどうしてもあったので。
でもそれと同時になんか納得もいきました。
なぜか普通の人にはない妙な強さがあるのを大村さんから感じていたので。
ああ、この人はその全てを受け入れてるからこんなに強いんだ。って。
本人的には隠しているわけでも、隠したいわけでもないようで、ただ、自分から言うことでもないということで言うタイミングがなかったので、この時になった、ということでした。
まさか仁平くんがコレステロール値が低すぎて引っかかった話の時とは（笑）
でも、ガンであることがわかったからと言って僕らの対応は変わりません（笑）
なにしろ目の前にいる大村氏は、健康体であるはずの仁平くんよりも全然元気なので（笑）
そうしてさらに月日が流れ、とうとう休職期間の終わりがきました。
大村さんは仕事場である保育園とこれからどうするのか決める時がきたということでした。
復職するのか、どうか。
しかし、職場からは、
「あなたは病気だから、もし何かあった時にフォローすることができないから組織的には戻せない」
と言われてしまったそうです。
なので、復帰ではなく、退職、という流れに。
もともと１０月くらいになったら乗馬クラブにはこれないと聞いていたので、１０月に入ってから、どうなっているのか聞いたところ、このようなことになったと、話してくれました。
なんだそれ！そんなんおかしいだろって思いました。
僕はこう言うのもおこがましいのですが、なんとかしてあげたいと思いました。
でも、僕は乗馬クラブの店長的な立場ではあっても、人を雇うほどの力はなく、権限もなく、力及ばずで、なにも力になれないなと思いました。
これからいつ体の中のガンが悪さを始めるかわからない、でも現在は元気だし、治療費もかかるし、働かなければならないから、職を探さないといけないということでした。
僕なんかにできることはありません。
しかし、最後に、大村さんはぽろっと言いました。
「わたし、やりたいことがあるんです」
と。
なんですか？
って一応聞いてみました。（一応て）
「マルコつれて、保育園とか回ってみたい。子供達のとこにマルコを連れてって、ふれあい体験みたいなことをしたいんです。マルコかわいいから」
って。
ちょっと待ってください。それだったらめっちゃ協力できます。
馬のファッションショーをやりたい僕、でもそんな企画まだ雲の上で。
とりあえず馬カフェはやった。
でもまだまだもっと業績をあげないと。
なにか馬を使った企画やりたい！
と思ってた僕にとってもやりたいことだそれ！と、直感で思いました。
そして１秒後に、
それやりましょう！！！！
ってなりました（笑）
それが、【tabi maruco】の始まりだったのです。
こうしてこの、移動ふれあいポニー【tabi maruco】は始動しました！！！
僕が張り切って動いているこの活動の始まりには、このようなことがあったのです。
子供たちの笑顔がみたい！笑顔を集めたい！
そんな思いをのせて、【tabi maruco】は始動しました。
こんな話を本人じゃなく、僕が言うのもなんかおかしいかもしれませんが、
『同じ境遇にある人たちに生きる希望や勇気を与えたい。』
という 大村さんの思いがあったので。僕が実行委員長として今回このような記事を書かせていただきました。
大村さんには、日本で一番輝くガンサバイバーになっていただこうと思っております。
ガンと闘う方々のことをガンサバイバーと言うそうです。
この芯を語らずして、僕らチーム【tabi maruco】がガンガン活動していることは語れませんでしたので、ちょっと長々とした文章になってしまいましたが、お話しさせていただきました。
と、言うわけで、これからも【tabi maruco】の応援のほど、よろしくおねがいたします！！
大村氏の元気さが半端ないのでみんな元気になれると思います（笑）
ではまた、次回です！
TO BE CONTINUED！！
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